CASE STUDY

レガシーPOSとの闘い

本ケーススタディではタブレット型のネイティブアプリへの置き換えが難しいとされていた、大規模POSシステムとしての導入を
実現した例をご紹介します。
ネイティブアプリの利点を生かしつつ、無線通信にて約1,000店舗に対しておよそ4,000台の同時導入を実現し、安定した稼働が評価されました。

POSレジ

「会計」をする時にお店で必ず使われているレジ。単なる売上計算を行う機械というだけでなく、
売上傾向や購入者属性の分析、さらに在庫情報の管理も行えるようになったのがPOSレジです。

レガシーPOSレジは、きめ細かく、複雑で、絶対に落ちることのない強固なシステムです。
タブレット型のネイティブアプリは、ロケーションフリーで拡張性があり飛び道具的な機能を作ることを得意としますが、
レガシーPOSレジのシステム環境に比べて落ちやすいなど、レガシーPOSレジと同等の強靭性を求めるのは酷な話と言えます。

  • レガシーPOS =
    据え置き型(ターミナル)POSレジ

    もっとも流通しており、大規模店舗や多店舗展開でおなじみのPOSレジです。 タブレットPOSレジが少しずつシェアを伸ばしているといっても、やはり据え置き型(レガシー)POSレジのシェアは確固たるもので、日本では東芝テックやNECプラットフォームズ、富士通フロンテックなど大手数社がそのシェアの大部分を占めています。

    据え置き型(レガシー)POSレジのメリットは、POSレジメーカーがハードウェアとソフトウェア両面を開発しているため、保守・サポートが手厚いこと、周辺機器が充実していること、飲食店向け、小売店向け、医療向けなど、業界に特化したレジが多数揃っていることです。
    デメリットとしては、導入コストの高さと、定期的なリプレース(入れ替え)が必要なことです。そのため、個人店舗ではなかなか導入しにくいのがデメリットです。

  • レガシーPOSのデメリットは
    タブレットPOSのメリットである

    レガシーPOSのデメリット、「導入コストの高さ」「定期的なリプレース(入れ替え)が必要」は、タブレットPOSには当てはまりません。
    汎用的なタブレット端末に低コストのPOSレジアプリをインストールするだけで導入ができ、導入コストを低くおさえることができます。
    外部システムとも連携しやすいため、拡張性が高いこともメリットです。

ネイティブアプリのPOSレジ

ネイティブアプリケーション、通称ネイティブアプリは、端末の処理で動くタイプのアプリケーションです。スマートフォンにもともと内蔵されている電卓などのアプリはもちろん、アプリケーションストアで購入できるものは、いずれもネイティブアプリに分類されます。

またネイティブアプリは基本的にインターネットが繋がっていなくとも使用できるため、たとえ電波の届かないエリアで使用したとしても、パフォーマンスには影響しません。
POSレジアプリもネイティブアプリとして開発され、タブレット端末にインストールすることで、レガシーPOSレジと同様に運用することが可能になりました。

眼鏡販売の大手小売店が接客ツールとして選択したiPad

こうした特徴を持つPOSレジアプリを、iPadにインストールして活用することで、新しい店舗運営を実現した例があります。
それが「メガネの三城」「パリミキ」を運営する三城ホールディングス株式会社様。
発売されたばかりのiPadを、全国の店舗で活用するためのリードアプリとしてPOSレジを選択、約1,000店舗に対しておよそ4,000台の同時導入を実現しました。

「お客様第一主義」を実現するためにiPadを導入

メガネはフィッティングやレンズの調整など、お客様と密接に対話が必要なため、単純な小売と大きくスタイルが違っているといいます。
他のチェーン店との差別化を図るうえでも、お客様との結びつきを重視した"濃い接客"をウリとし、販売でなく接客を重視するための施策として、当時発売されたばかりのiPadを全店舗に導入、接客に活用することに。しかし、当初はなかなか使い方も浸透せず、箱にしまわれたままだったそうです。

それがなくては仕事ができない状況に移行

使わなくても影響がないツールだったiPadを、「使わなくては店舗運営ができない」状況にするために、POSレジアプリが導入されました。それは以下のようなメリットも生み出しました。

Orange Operation+iPadの魅力

フロントエンドとしては使い勝手の良いiPadを
活用しながら、POSシステムが運用できる

iPadは汎用型なので、POSレジアプリ以外もインストールし、様々な用途で使うことができます。

同時アクセスの負荷に耐えられる

Orange OperationはECシステムをベースにしているので、何千件もの同時アクセスにも耐えられ、
国内だけに留まらず、海外でも活用ができます。

従来のレガシーPOSより
メンテナンス費がかからない

さらにタブレットPOSならハードが故障した場合でもタブレット端末の交換だけで対応可能なため、
ランニングコストは断然タブレットPOSに軍配があがります。

使う場所を選ばない

レガシーPOSは据え置きタイプのため、レジ台から動かすことは基本的にありませんが、タブレットPOSなら接客しながら店内どこでも会計を行うことができます。
イベントなどの催事にも手軽に持ち出して、店舗と同様に運用することができます。

接客特化型CRMシステムとの連携で機能拡張

顧客の言動をデータ化するCRMシステムを開発、POSレジと連携して接客アプリとして拡張しました。

クラウド環境とネイティブアプリの相性は抜群

iPadが発売された2010年当時、タブレット端末で多店舗で活用できるPOSレジ環境を構築することは、ハードルの高い課題でした。レガシーPOSレジの堅牢性を、タブレットとネイティブアプリ、クラウド環境でも実現できるかは、未知数の領域だったのです。
しかし、エスキュービズムではこの課題をクリアし、約1,000店舗に対しておよそ4,000台の同時導入を実現。技術力の高さが評価されました。

Orange OperationはPaasSやIaaSにも対応しており、催事やアクセス集中などの負荷が一時的に大きくなる場合でも、拡張が可能です。レガシーPOSではリプレースでしか対応できないデメリットがありましたが、クラウド環境とネイティブアプリであれば柔軟に対応することができるのです。

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