• このエントリーをはてなブックマークに追加

ビジネスアプリでも強みを見せるタブレット

ノートPCとタブレットの売上予測

PCよりタブレットが売れる時代

上記の表はタブレットとノートPCの売上の予測です。NPD Display Searchが1月7日に発表した2013年における

端末出荷台数予測によると、タブレットが2億4000万台、ノートPCが2億700万台で、タブレットがノートPCを超えるということです。NPDは、タブレットの出荷台数が2013年に64%増加するとみています。

調査会社のIDCは2013年にデスクトップPCを超えると考えられており、ノートPCも1年遅れで同様の結果となると予測しています。つまり、PCよりタブレットが売れる時代がもう目の前まで来ているということです。

タブレットは新しいユーザー経験を提供し、その地位を磐石に固めたと言えます。
ではビジネスにおいてはどうでしょうか?実際タブレットは様々なビジネス場面で使われており、その有用性は疑う余地はありません。

タブレットはクリエイティブなツールか?

タブレットのその優れた携帯性により、ビジネスにおける生産性の向上に貢献しています。ビジネスユーザーはPCを持ち込めないような場所でもタブレットを持ち込んでいるのです。

ここで浮かぶ疑問は、はたしてタブレットは「創造的」なツールとして使用されているのか、それとも単に「受動的」なツールとして使用されているのかということです。この疑問の背景には創造的な活動が生産性につながるのに対し、受動的な活動はそうではない、という前提があります。しかしこの前提は正しくなく、正しい時に正しい情報を受け取ることが生産性の向上につながるのだと言えます。

様々なビジネス場面で活躍するタブレット

小売店は顧客と共にタブレットを使用しています。店員にタブレットを携帯させ、顧客とより豊かなコミュニケーションを実現し、売上増加につなげています。

医者はタブレットを手にして回診をしています。患者情報へのアクセスを容易にすることで、効率的で素早い診察を可能にします。患者への情報開示(レントゲン写真など)などにもタブレットを使用し、患者の治療に役立てています。

セールスマンはプレゼンテーションツールとしてタブレットを使用しています。スライドシャークやキーノートなどのプレゼンテーションアプリ、Windows8対応タブレットではPower Pointなどを使用することで、買い手の購買意欲を高め、売上につなげています。

どのケースもモバイル性を活かしており、顧客と向き合う使い方をしています。しかし、タブレットにはまだまだ別の使い方もあります。作家がタブレットとBluetoothキーボードを使用して作品を書き上げることも難しくありません。PCを置いてタブレットだけを手に出張に行くことも同様に難しいことではないのです。

業務用アプリの比較

PCとタブレットがどのように業務利用されているか調べるため、調査会社のForresterは26の業務用アプリを調査しました。PCを使用するホワイトカラー(ほぼすべて)とタブレットを使用するホワイトカラー(21%)を比較したところ、26のうち9のアプリはタブレットよりPCで普及率が高いことがわかりました。つまり17のアプリはタブレットでより多く使用されているのです。以下はアプリによる普及率の違い(PC普及率-タブレット普及率)を表したものです。

緑のエリア(PC優位)にはワープロアプリや表計算アプリが含まれています。真ん中へ向かうとCRMソフトがあります。営業支援や顧客管理などのアプリです。カレンダーアプリはPC、タブレットで同率になっています。

赤のエリア(タブレット優位)にはファイル共有アプリがあります。PCで作業を開始し、タブレットで続きの作業を行い、クラウドサービスでシェアをするというものです。プレゼンテーションアプリはPCで資料を作成し、タブレットを使ってプレゼンをするという使われ方をしていると思われます。タブレット優位のアプリには他に多くのSNSアプリやコミュニケーションアプリが含まれています。

今回の調査ではタブレットでは数々の業務関連のアプリが頻繁に使用されていることがわかりました。アプリ使用においてタブレットはPCに決してひけをとらないのです。そしてタブレットの利用が「創造的」であれ「受動的」であれ、生産性は向上するということです。

ビジネスにおけるタブレットの今後

冒頭でタブレットの売上がPCを超えるとご紹介しましたが、それでは将来的にPCが消えてタブレットばかりになるかと言えば、そうではないと思います。

タブレットの機能はPCと重複するところも多いですが、それぞれ別個の役割を与えられていると言えます。PCやスマートホンだけでは埋められない穴をタブレットで埋めるというのが当初のタブレットの存在意義であったと言えます。もちろんタブレットの普及と機能向上で、今後タブレットを中心としたインフラができていく可能性はあります。

ただ間違えてはならないのは、今までならPCを購入していたが、タブレットがあるならそれで十分というユーザーがいるということです。それが近い将来の売上逆転の要因の一つであり、PCの役割が終わったわけではないということです。

タブレットというデバイスを手にしたことで発揮される相乗効果が、今後どのようなビジネスシーンを作っていくかに注目していきたいと思います。

この記事はZD Netの記事をOrange Blogが日本向けに編集したものです。

記事に関連するサービス
  • ORANGE POS
  • デジベル
ORANGE POS構築事例

S-cubism ニュースレター登録

お役立ち資料ダウンロード
軽減税率対策5つのチェックリスト
店舗運営に役立つ流通用語集
体験させて購買に結びつける「売れる」デジタルプロモーション x Commerce(クロスコマース)
MA・DMPツール 導入/運用支援
ページ上部へ戻る