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スマホ時代の売上管理システムは、進歩しつつある

売上の集計はいつの時代も大変

実店舗で商品を販売したり、サービスを提供したりしている場合、毎日営業時間が終わったら、その日の売り上げを締めなければなりません。
その売り上げの締めですが、非常に大変で、毎日行うことで店長が過重労働にさらされていたり、サービス労働をしなければならなかったりと、隠れた課題になっていました。
オンラインの店舗であれば、システムが自動で売り上げの集計を行ってくれますし、Excelなどでも簡単に集計ができます。

ですが、実店舗運営となると、特に現金商売の店などは、集計が大変です。毎日、現金も数えなければなりませんし、それが集計した売り上げと合致している必要もあります。レシートも発行しなければなりませんので、レジを必ず打たなければなりません。
レシートが必須なのは、店舗などの自営業者は、毎年確定申告をして売り上げを税務署に報告し、利益に応じた売り上げを報告する義務があるからです。
とくに現金商売のお店では、脱税を防ぐためにレジ打ちは必須です。レジの集計は非常に手間がかかり、苦労されているお店も多いことだと思います。

システムを導入して、アプリで管理を楽に

今はスマートフォンの普及が8割を超え、タブレットの普及も2割を超えていますので、スマホアプリを使って日々の売り上げを集計できれば、どれだけ楽でしょうか。
POSレジを使用しなくとも、売上管理ができるアプリがあります。

たとえば、店舗ごとに、売上日報を作成します。日々の売上入力を、スマホアプリをダウンロードしたタブレットで行うだけで、自動で現金出納帳を作成し、その日1日の現金の動きがすべてわかります。残高もわかりますし、翌日にどれだけレジへお金を残しておけばいいのかもわかります。

後から振り返っても、月末の締め日に、特定の日だけをピックアップした現金の動きを見ることもできますし、日毎の集計もできます。月毎の集計も可能で、不正も起こりづらくなっています。

そして、据え置き型のPOSレジを高いお金を出して導入する必要もなく、日々の仕入れ伝票、レシート、レジの記録などを見ながら、入力を行うだけで、売り上げ日報がタブレットで作成できます。売上だけでなく、仕入れなどにおける買掛、現金での仕入れ、経費なども項目を入力することができる機能を選ぶといいでしょう。アプリで入力すれば、いちいち帳簿をつけたり、Excelで入力したりするよりもはるかに楽に売り上げを管理することができます。

無料のアプリが良いか、有料のアプリが良いか

売上管理のアプリを導入していく上で、アプリの選定は重要です。
世の中には、たくさんの売上管理アプリがリリースされています。
そこで、無料のものと、有料のものがありますが、いったいどちらが良いのでしょうか?
結論からいうと、完全無料のものはほとんどありません。
売上管理アプリは、他社と通信したり、インターネットを介して不特定多数とつながったり、頻繁に内容を確認するものではありませんので、広告を貼る余地がないのです。
広告モデルが通用しないため、品質を担保しなければならない売上管理アプリは、無料でリリースする意味がないのです。
ですが、1ヶ月無料で、使い勝手を試してもらい、その後、有料プランに切り替わるものもあります。
まずは機能を比較してみて、アプリを選んでいきましょう。

クラウド型サービス導入も視野にいれよう

一昔前は、売上管理システムというと、コンピューターをネットワークに接続して、システムをインストールして使っていました。いまでも、ネットワーク回線が必要なことには変わらないのですが、トランザクションコストが大幅に下がったことにより、クラウド型サービスが登場してきました。
売上管理システムも、クラウド型が登場しています。インターネット環境と、接続できるデバイスさえあれば、パソコンからでもタブレットからでも、スマホからでも、売上管理システムにログインできます。

複数のスタッフで別個のIDを持つこともできますので、従来のようにIDとパスワードを使いまわすというようなこともありません。誰が売上管理や仕入れ管理でミスをしてしまったのかもすぐに分かって、再発防止につながります。

クラウド型売上管理システムなら、販売、仕入れ、在庫管理などがすべてサービスとして連携できます。在庫管理にいたるまで、さまざまな業務の連携ができますので、導入するときは会社規模で一気に導入してしまうと良いでしょう。

また、クラウド型売上管理システムの最も優れた点は、クラウド型会計システムとの連携がなされているところでしょう。売り上げや経費から、利益を自動で算出し、経費データを自動で取り込み、ボタンを押すだけで会計データを出力することができるのです。

クラウド型会計システムが登場する前、従来は税理士と顧問契約を結び、数十万円を支払って、毎年決算をしていたことだと思います。青色申告は、税制面で有利な優遇がある代わりに、帳簿が複雑で、なかなか自分で帳簿付けすることは困難でした。

ですが、クラウド型会計ソフトなら、面倒な仕訳などが自動で行われます。クレジットカードの決済や銀行引き落としなども自動で仕訳してくれて、決算期にも非常に楽になります。税理士に顧問契約を結んでもらう必要はなく、あったとしても税務面での節税アドバイスをもらうだけで、帳簿付けは全部自分で簡単に行えます。

そうしたクラウド会計とクラウド売上管理システムが連携しているのが、クラウド型サービスの特徴でもあります。これがアプリだとそうはいきませんし、従来のクライアント型サービスだと、連携のためにCSVデータを作るなど、自分の手ではできない作業が増えてしまいます。

クラウド型売上管理システムだと、売り上げの入力こそマウスやキーボードでの入力が必要ですが、あとはすべて、ボタンを押すだけで完了します。非常に便利ですので、クラウド型も検討してみて下さい。

まとめ:売上管理、進化したサービスを使おう

売上管理システムは、進化しつつあります。
アプリもあれば、クラウド型もあります。最近はスマホ時代になっていますので、いつでもどこでも、手軽に売上管理が可能です。誰でもどのようなデバイスからでも、売上管理システムを操作することができるのです。

上手にフローを回せば、店長がすべてを管理しなくとも、バイトのスタッフでも売上管理が可能です。そのため、働き方改革の一助となり、現場の改善にもつながるはずです。システムを上手に使って、従来のPOSレジでは不完全だった、毎日の業務を自動化しましょう。

現金出納帳や売り上げの集計、統計レポート、それから帳簿管理に至るまで、総合的なシステムを導入して、売上管理業務のみならず、店舗運営そのものをIT化しましょう。システム化することによって、無駄な残業なども減るかもしれません。

スマホ時代には、アプリがおすすめです。タブレットなどを使って、日々の売り上げを入力することで、その他の業務は自動で処理されます。いろいろなアプリがでていますので、トライアル期間を試してみると良いでしょう。小規模な自営業者にはアプリが良いでしょう。
また、クラウド型のサービスもあります。さまざまなシステムと自動で連携できますので、すこし大掛かりな店舗にはクラウド型サービスをおすすめします。

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