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精算に欠かせない自動釣銭機の役割とは

普段買い物を行ううえで、現金の場合は「おつり」が発生することがよくあります。
レガシーPOSレジでは、キャッシュドロアが開いてその中から釣銭を間違いなく取り出し、お客様に渡す必要がありました。
しかし、釣銭を取り出す作業によってお客様をお待たせしてしまったり、釣銭の渡し間違いによる違算も気になるポイントです。

そこで、1990年代に開発されたのが自動釣銭機です。

POSレジとの連携も行われ、便利になってきた自動釣銭機について、メリットやメーカー紹介、導入方法などについて解説します。

自動釣銭機の導入で得られる数々のメリット

自動釣銭機を店舗に導入した際に得られるメリットとして複数の点が挙げられます。

レジの待ち時間を短縮

まず第一に現金の受け渡しのスピードが向上し、レジに並んでいるお客さんを待たせずに済むようになることです。
待ち時間が短縮し素早い清算が行われれば、顧客満足度は向上しますので、店の売り上げアップにもつながります。

現金の計上ミスを低減

大型店舗経営の店舗ほど、現金の過不足は深刻な問題です。
店舗数が多ければ多いほど現金の過不足が増えることで経営に大きなダメージを与えることにもなりかねません。
その点自動釣銭機であれば、現金の過不足が発生することがなくなって、損金がなくなり、非常に大きなメリットとなっています。

セキュリティも向上

セキュリティ対策としてのメリットも多いです。
釣銭を手動で出し入れするタイプのレジでは、少なからず不正の可能性が生じることも考えられます。

その点入金することで清算が始まり、釣銭が自動で出るレジは不正の抑制にも効果的です。
無理な操作を行えばセキュリティ機能が働きますので、店舗側の安全対策としても最適と言えるでしょう。
実際にレジを担当するキャッシャーの現金操作時間を、劇的に短縮することができることも大きなメリットです。

自動釣銭機によって生じるデメリット

自動釣銭機を導入した際、入金優先で行うか釣銭優先で行うかによって発生するデメリットが変わります。

入金優先の場合:処理速度が少し遅くなる

入金優先にした場合、処理スピードが少し遅くなることがあります。
若干の処理スピードの遅れであっても、大混雑する大型スーパーの売り出しときなどには、非常に大きなデメリットとなることが考えられます。

入金優先の場合:貨幣の取り扱いによっては違算の可能性も

また貨幣の中には認識できないものが混じることがあり、そういう貨幣を預かった場合、操作方法とその貨幣の取り扱いや保管が複雑で難しくなってしまうのです。
そのため対応を間違えたときには、違算になってしまうというデメリットがあります。
他にも入金処理を行った際にエラーが発生した場合、実際に預かった金額と機械側が認識した金額に差異が生じると、クレームの原因になりかねません。

金券類は自動精算ができない

金券類は自動精算ができないため、入力キーによる手作業での操作が必要となり、時間がかかることもデメリットの一つでしょう。

釣銭優先の場合:

一方、釣銭優先で稼働させた場合、預かり金の登録がきちんとできなかったときに、違算が発生してしまうことが最大のデメリットです。

自動釣銭機を導入する際は、上記のようなデメリットを踏まえたうえで、正確性を重視するか、スピードを重視するかを決めるべきだと言えます。

自動釣銭機の性能によって異なる価格

日本国内で自動釣銭機を製造している主なメーカーでは、グローリーや東芝テック株式会社、富士電機などが有名です。
各メーカーがそれぞれに、小売店向けのPOSレジや小規模店からチェーン店まで対応する飲食店向けPOSレジまで幅広い製品を揃えています。
当然ながら導入する店舗の規模や、機械の種類によって価格が異なります。

主な自動釣銭機の価格

例えば紙幣投入口縦型の機械の場合、グローリーのものは845,000円(税別)、富士電機のものは640,000円(税別)となっており金額に違いが出ています。
また硬貨・紙幣釣銭機セットですと、グローリー製品は920,000円ほど、東芝テック株式会社製のものは約200,000円と驚くほど大きな開きがあります。
これは釣銭機そのものだけでなく、釣銭機を稼働させるのに必要な周辺機器によって価格が変わるためです。

セキュリティやサポートの充実によっても価格帯が変わる

セルフ精算機能やレジ業務の効率化、現金化不足の撲滅は、日常的にレジ業務に携わる人にとって大変重要なポイントです。
繁忙期やセールが行われるときは、レジのセキュリティ対策も必須条件です。
価格の違いは現金管理のサポート機能が充実している機器ほど高くなると考えて良いでしょう。

自動釣銭機メーカー:グローリー株式会社の歴史

自動釣銭機の主力メーカー、グローリー株式会社の前身はある機械製作所でした。
1918年、今からおよそ100年前に現在の兵庫県姫路に国栄機械製作所が創業しました。
ちょうど日本の家庭に電灯が普及し始めたころで、国栄機械製作所は生産の拡大が加速する電球の製造装置の修理を手掛ける工場として事業をスタート。

その後は自社製品の技術開発に努めながら、1950年に国産としては初めてとなる硬貨計数機の開発に成功。大蔵省造幣局に硬貨計数機を納めたことから、通貨処理機事業への取組みを本格的に始めました。
グローリーは硬貨計数機以外にも、硬貨自動包装機や千円紙幣両替機の自社製品も作り出し、たばこ販売機においては国産第一号を世に送り出しています。

以来グローリーは、通貨処理機のパイオニアとして日本屈指のメーカーとなりました。
現在は自動釣銭機の製造メーカーとしても広く知られるようになり、多くの飲食店や小売店などで使用されています。

日本だけでなく、世界100か国以上の地域でグローリー製品の製造・販売を行っています。そのシェアはその秘密はグローリーが持つ技術の高さにあります。
「認識・識別技術」は硬貨や紙幣を正確に見分けることが可能で、「メカトロ技術」では硬貨と紙幣を1枚ずつ正確に、かつ高速に処理することができる技術を備えているからなのです。

画像出典:http://www.glory.co.jp/product/detail/id=44

自動釣銭機メーカー:NEC「FAL2」が誇る特長

日本の大手製造メーカーの一つであるNECが製造している「FAL2」は、POSターミナルと連携することが可能です。
この製品は誰でも簡単に使いこなすことができ、スピーディな会計操作をサポートしてくれるところが特長です。
NECの「FAL2」は、多機能と高性能の両面を兼ね備えており、その品質は業界トップクラスの実力を誇っています。

また使用するキャッシャーや担当者が安心して使えるよう、安全面でも考慮がなされています。
トラブルが起きると何かと面倒になるメンテナンスの面においても、大幅にメンテナンス性の改善が進み、現金管理業務の効率化が格段にアップしました。
これにより、導入する店舗にとっては使いやすさと安全性が実現し、利用する顧客側からは清算のスピードが上がるという利点があります。

NECの「FAL2」は店舗とキャッシャー、そして顧客が求めるものすべてに関する満足度アップに向けて、強力にサポートしてくれる釣銭機となっています。
「FAL2」は紙幣や硬貨の入出金の状態を、レジ担当者にわかりやすくするという配慮から、入出金の状況がひと目で確認することができるガイドランプが搭載されています。
また清掃ランプも搭載されていますので、清掃時期もお知らせしてくれる優れものです。
しかも硬貨部分はお手入れボタンを押せば良いだけで、紙幣部については取引するごとにセルフクリーニングしてくれますので、メンテナンスが非常に簡単なところも大きな特長です。

画像出典:https://jpn.nec.com/tsurisenki/index.html

自動釣銭機の使い方は各メーカーで共通している

導入されているメーカーや機械の種類によって多少の違いはありますが、大まかな操作方法は基本的に各メーカー製品で共通しており、同じように使えると言って良いでしょう。
機械を使うときは、まず精算の対象商品の価格を入力して代金を受け取り、そのまま機械に投入します。

ただし取り扱っている機械によっては、代金を機械に投入せずに金額を入力するのみのものもあります。
このタイプの精算機では、現金を機械の中に投入するのが最後になりますので、使用している機械の取り扱いを覚えることが必要でしょう。

そして受け取った代金を投入するか、もしくは金額を入力すれば機械が自動で釣銭を計算して、その分の金額が機械の釣銭口から払い出される仕組みです。
あとはその釣銭をお客様にお渡しして精算終了になるというのが一連の流れです。

レジを担当するキャッシャーが商品を一つ一つ計算し、お釣りをレジから取り出して渡す必要がありませんので、非常にスムーズに作業が行えます。
また機械が自動で計算して釣銭を出してくれますので、精算間違いも少なくなりますし、タッチパネル式のものは視覚的にもとらえやすいようになっています。

自動釣銭機のレジ導入にはレンタルも可能

新たにレジを導入する際には購入、リース、そしてレンタルの3つの形態があります。

レンタル使用におけるメリット

レジがないとどうしてもやっていけない場合は、開業直後で信用がまだ得られないとリースの審査が通りにくいのでレンタルがおすすめと言えます。

短期間での利用が可能

レンタルで導入する場合、短期間でも借りることができて、なおかついつでも解約することができますので、長期的な使用を考えていないケースに向いています。
減価償却や、固定資産税などが発生しないことも、レンタルの大きなメリットになっています。

コストが抑えられる

また初期投資も抑えられますので、その分の費用を店舗経営の運営費用として使うこともできます。
リースの場合は契約期間の長期にわたる支払い義務が発生しますが、レンタルではその必要がないのもレンタル導入の良いところと言えるでしょう。
どの店舗や業種においても、開業するときにはできるだけ設備投資にかかる費用を抑えたいものです。

レンタル使用におけるデメリット

そんなレンタル使用も、いくつかデメリットとなる点があるということは、きちんと知っておきたいポイントです。

  • 希望する機種やモデルが選べない場合もある
  • リースで使用するよりも毎月の使用料が高くなってしまう

ただし使用に際して審査がないため、短期間での導入が可能となりますので、急いでいる方にはおすすめです。

自動釣銭機は中古品の活用も

自動釣銭機の新品製品を導入するには、かなりの費用がかかると考えて良いでしょう。
1台だけならまだしも複数台となりますと、経営を圧迫することにもつながりかねません。
そんなときには中古品の利用を考えてみるのも、一つの方法ではないでしょうか。

中古レジを専門に取り扱う業者では、国産メーカーのグローリー株式会社製やNEC製、東芝テック株式会社製に富士電機製と、主だった製品を取り揃えています。
中には特定のメーカーだけを扱っている中古販売店もありますので、お目当ての機種やモデルがある場合はそういった店舗を選ぶのもおすすめです。

自動釣銭機で発生するエラーの対処方法とは

釣銭機に限らず機械を使用しているときのトラブルは、どんなものにも発生するものです。
しかしながらお客さんを相手にしているときにエラーが発生したら、ついつい焦ってしまいがちですが、ここは落ち着いて対処することが肝心になってきます。

まず釣銭機でエラーが発生した場合、ブザーが鳴って表示部分にエラーの内容とエラー解除ガイダンスが表示されますので、使用機種のエラー解除ガイダンスに従った操作をしてエラーの解除を行うことが必要です。
釣銭機のエラーには色々ありますが、よくあるのがレシートなどの紙詰まりです。

他にもお客さんから渡された紙幣がしわくちゃだったり、よれたりしている場合ですと、紙幣吸い取り口にうまく入っていかずに途中で引っかかってしまうこともあります。
こうなると機械がエラーを察知し停止してしまいますが、いったん機械操作を中断して詰まった紙幣を取り除く方法がマニュアルに記載されていますので、手順通りに行うことが大切です。

紙幣が詰まるときだけでなく、硬貨が歪んでいる場合も機械がうまく読み取れずにエラーが発生することがあります。
こういうときも機械によって異なりますが、自動的に詰まりを解除して入金処理を再度始めてくれる機種もありますので、自分が担当する機械の性能や機能をきちんと把握しておくといざというときに慌てずに済むでしょう。

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