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今、試してみたいキャッシュレス決済が使える最新サービス10選

「キャッシュレス後進国」と言われている日本でも、最近では様々なサービスでキャッシュレス決済化の動きが活発になってきています。

2020年のオリンピックや2025年の大阪万博など、多くの外国人観光客が日本にやってくるイベントが、その動きを加速させるキッカケのひとつになっていることは間違いありません。

何しろ都市部在住の中国人はスマホを利用したQRコード決済の使用率が100%近いと言われていますから、受け入れ側となる日本の環境整備は急務と言えるでしょう。

確かに、利用者としてキャッシュレス決済を実際に体験してみると、その利便性の高さに感動すら覚えることもしばしば。

今回の記事では、そんなキャッシュレス決済を今年導入したサービスの中から、「これは」と思うものを独断と偏見で10個ピックアップしてみました。中には使用できる人が限定的なものもありますが、近い将来実用化されることを期待する意味で入れています。

それではどうぞ!

【目次】

01. 「現金おことわり」な飲食店その➀、Pronto 二重橋スクエア店

画像出典:Pronto

画像出典:Pronto

「お支払いは現金のみ」という飲食店は、いまだよく見かけると思います。その真逆、「現金でのお支払いには対応しておりません」という完全キャッシュレスな飲食店も、最近ちらほら登場し始めています。

東京のビジネス街ではお馴染みのカフェ、「Pronto 二重橋スクエア店」もそんなお店のひとつ。あらゆるクレジットカードや交通系ICカードでの決済に加えて、話題のQRコード決済(「アリペイ」と「ウィーチャットペイの2種類)にも対応しており、東京駅近くという土地柄、国内のビジネスマンにも、外国人観光客にも使いやすいカフェとなっています。

参考:PRONT二重橋スクエア店
https://www.pronto.co.jp/shop/detail?shopid=PR00000072

02.「現金おことわり」な飲食店その➁、Gathering Table Pantry

画像出典:Gathering Table Pantry

画像出典:Gathering Table Pantry

こちらもプロント二重橋スクエア店と同じく「現金おことわり」を掲げる飲食店、馬喰町の「Gathering Table Pantry」です。ここは、ファミリーレストラン・ロイヤルホストを展開するロイヤルホールディングスが立ち上げた「研究開発店舗」となっています。

店頭にはやはり「cashless」の文字が掲げられており、スタッフの数最小限。Gathering(=共有)をコンセプトにした店舗空間はカジュアルな雰囲気でありながら、本格的な料理とアルコールを楽しむことができます。店内での飲食だけでなく、ファミレス経営で培ったセントラルキッチンシステムを活かした「冷凍食品」の販売も行っているのがユニークで、こちらももちろんキャッシュレスで購入可能です。

決済方法はクレジットカードや交通系ICカード等併せて25種類に対応しています。

参考:Gathering Table Pantry
https://gatheringtable.jp/

03.ロボットがコーヒーの味を正確に再現、ROBOTS.COFFEE

画像出典:ROBOTS.COFFEE


こちらは、同じカフェでも「スマホで注文したコーヒーをロボットが作り、人の手でサーブする」という新しいスタイルのお店です。クラウドファンディング「Makuake」で資金調達を成功させ、この12月、こちらも馬喰町にオープンしました。

カフェを運営する株式会社ジゴワットは、その日のコンディションによって味が変わるコーヒーの味を均一にするという目的でロボットを開発。いずれはコーヒーを淹れてくれるだけでなく、ユーザーがコーヒーの味をカスタマイズして、さらにその味をQRコード化して友人に「シェア」できるようにすることを目指しているという、ユニークなカフェになっています。

決済方法は各種クレジットカード、コンビニ系カードに加えてPayPayやQuicPay、さらにはビットコインやライトコインなど仮想通貨にも対応しています。

参考:ROBOTS.COFFEE
https://robots.coffee/

04.いち早くQRコード決済に対応、たんばらスキーパーク


個人的に、スキー場は「最も現金が煩わしい場所」のひとつではないかと感じています。ウェアを着てしまったら、お金を取り出すたびにいちいちグローブを外さなくてはならないし、ゲレンデを滑る際は財布自体がとても邪魔です。逆にどんなときにも手放せないスマホで決済が完了すれば、もっと身軽で気軽にスキーを楽しめるでしょう。

東急リゾートサービスは、そんなニーズに応えるべく、「たんばらスキーパーク」をはじめ、同社が運営する全国7か所のスキー場で、今年の11月末からTポイントと提携したキャッシュレスサービスの提供を順次開始しました。リフト券やレンタル用品の利用でTポイントを貯めたり使用したりできるほかに、スキー場内の飲食店での支払いもキャッシュレスを実現。中国人スキー客をターゲットにQRコード決済の「アリペイ」や「ウィーチャットペイ」も導入しています。

参考:たんばらスキーパーク
https://www.snow-tambara.jp/

05.仮想通貨での利用を可能に、ニセコグラン・ヒラフスキー場


最上級の雪質で外国人スキーヤーやスノーボーダーを魅了する北海道ニセコのグラン・ヒラフスキー場も、リゾート内飲食店などにおけるキャッシュレス化を推進しています。

こちらも東急リゾートサービスが運営するスキー場のひとつですが、特筆すべきなのはSBIが中心となって開発した「NISEKO Pay」と呼ばれるオリジナルの決済アプリです。システムにブロックチェーンを用いた「Sコインプラットフォーム」を利用しているため、支払いに仮想通貨「Sコイン」が使用できます。

画像出典:SBIホールディングス

ただ、こちらはまだ「システムの実証実験」という立ち位置であり、使用できるのは今のところ地域住民に限られています。一般ユーザーへの開放が待ち遠しいところですね。

参考:SBIホールディングス
http://www.sbigroup.co.jp/news/2018/1122_11345.html

06.圧倒的な没入体験、チームラボ・プラネッツ TOKYO DMM.com

画像出典:チームラボ・プラネッツ TOKYO DMM.com

今年7月、豊洲にオープンして以来、デジタルで表現する幻想的な世界観で人々を魅了している、超巨大没入空間「チームラボ・プラネッツ TOKYO DMM.com」。来場者はただデジタルアートを眺めるだけでなく、作品に触れたり、専用アプリをダウンロードしたスマホを使ってアートに参加できるインタラクティブな体験が人気の理由のひとつでしょう。

画像出典:チームラボ・プラネッツ TOKYO DMM.com

画像出典:チームラボ・プラネッツ TOKYO DMM.com

この施設内にあるふたつの飲食店、ステーキレストラン「The Bowl Steakhouse」と、軽食中心のフードスタンド「Everything is in your hand」も完全キャッシュレスなスタイルを採用しています。決済方法は「The Bowl Steakhouse」に関してはクレジットカードのみと際立った部分はありませんが、チケットの購入もキャッシュレスで完結できるのと、作品が織りなすテイスト含めて近未来を感じる空間になっています。

参考:チームラボ・プラネッツ TOKYO DMM.com
https://planets.teamlab.art/tokyo/jp

07.「仕事→風呂→クラフトビール」をワンストップ&キャッシュレスで。BathHaus

画像出典:BathHaus

画像出典:BathHaus


BathHausは「仕事して(コワーキングスペース)、ひとっ風呂浴びて(銭湯)、ビールを1杯ひっかける(クラフトビールバー)」をワンストップで実現させる “ハイパー銭湯” というコンセプトを掲げて、代々木上原にこの12月オープンしました。起ち上げたのは、元IT系スタートアップ企業でプロダクトマネージャーを務めていた女性だったり、クラウドファンディングで資金調達をしていたり、最近トレンドとなっている要素をひとつにまとめあげてみたり、何から何まで「今っぽい」場所です。

こちらは、コワーキングスペースを利用しない銭湯やバーだけのデイユースにおいても現金を使わず決済。BathHausのサイトで会員登録後チケットを購入すると、「BATHPORT」なるストアスキャンのQRコードが発行される仕組みになっています。

参考:BathHaus
https://bathhaus.club/

08.「セルフレジしかない」、スーパーカスミ筑波大学店

画像出典:カスミ

コンビニや生協ではなく ‟ふつうのスーパーマーケット” である「カスミ」が、この10月、筑波大学のキャンパス内に登場しました。大学側から生徒と教職員の福利厚生としての出店要請を受けて、品揃え、価格、ファシリティなど、学生の利用を念頭に置いた仕様の店舗となっていますが、近隣住民の利用も可能。結果的に、これからのスーパーマーケットの在り方を占う実証実験的な店舗になっているとも言えます。

参考:カスミ
https://www.kasumi.co.jp/news/news866.pdf

全台セルフレジによる「キャッシュレス決済限定」もそんな試みの中のひとつ。デジタルネイティブな学生が問題なく使いこなすことは想定内でしたが、「使用できるのはWAONとクレジットカードのみ」とアナウンスしてオープンしたところ、近隣住民に関しても多くの方がWAONを新たに購入して利用を始めたというのが興味深いところです。

09.次世代ショッピングカートで新たな買い物体験を。スーパーセンタートライアル アイランドシティ店

画像出典:トライアル


「トライアル」は、株式会社トライアルカンパニーが運営し、全国で200店以上を展開する24時間営業のスーパーセンター。食品、衣料品、医薬品など日常で使うものならなんでも、いつでも低価格で揃う利便性の高いお店です。
その中でも、本社所在地である福岡市東区の「トライアル アイランドシティ店」で導入されている決済システムはかなり先進的。独自に開発した「それ自体がセルフレジとなるショッピングカート」で、今までにない買い物体験を提供しています。

画像出典:トライアル


来店客は会員登録された専用のプリペイドカードをショッピングカートでスキャンしてから買い物開始。手にした商品も赤外線バーコードでスキャンしながらカートに入れていくわけですが、それだけでちょっと買い物が楽しくなりそうですね。

10.番外編】顔認証で入店から決済まで。セブンイレブン三田国際ビル店(NEC社員限定)

画像出典:NEC

台湾において「X-STORE」の名で無人コンビニを展開しているセブンイレブンが、この12月に同じく顔認証技術を利用した店舗を三田国際ビルにオープンしました。が、こちらは今のところNECの社員限定。なぜなら、顔認証のシステムにNECの技術を用いているから。

NECの社員が事前に登録した顔データが認証されればゲートが開き、入店できる仕組みとなっており、店内では顔データから推測された性別年齢に合わせたレコメンドなどのコミュニケーションも発生します。

来店した社員は自ら購入商品のバーコードをスキャンし、顔認証決済すれば、購入代金は自動的に給与天引きされるそうです。給与天引きというところがいかにも社員専用といった感じですが、この顔認証決済が日本でも一般化されればクレジットカードさえ持ち歩く必要もなくなるので、ユーザーは究極の「コンビニエンス(便利)」を体感できることでしょう。

参考:NEC
https://jpn.nec.com/press/201812/20181217_01.html

まとめ

2018年の後半は、「キャッシュレス決済」に関するニュースが目白押しでした。そしてその動向は2020年に向けてますます加速していくことでしょう。

いまだ現金払いにこだわる消費者や、新しいものを受け入れることに消極的な消費者も確かに存在すると思いますが、人は時間とともに環境に順応していく生き物です。記事で紹介した「スーパーカスミ筑波大学店」の事例でもあるように、店舗側としてまずはキャッシュレス決済の環境を整え、それがスムーズに浸透するよう消費者と丁寧にコミュニケーションし続けることが重要なのではないでしょうか。

[cashless]

この記事を書いた人
池 有生

広告会社コピーライター、ウェブメディアライター等を経てエスキュービズム入社。趣味はサーフィン。3姉妹の父。ワーク・サーフ・ライフバランスの最適化を模索中。

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