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iPadのPOS利用で求められるセキュリティ・ソリューション

多くの小売企業がiPadをPOSとして使用する上では、クレジットカードの不正使用といったリスクが存在します。し

っかりとした強固なセキュリティを備えることは企業の責任と言えます。今回はiPadをPOS利用する上でのセキュリティ・リューションの新たなトレンドをご紹介したいと思います。

クレジットカードの持ち主の顔がiPad画面上に

ベンダーのRevel 社が提供するRevel2.0はレストラン、食料品店、小売チェーン向けのiPad POSソリューションを一新し、特にそのセキュリティ機能を高めています。Revel 2.0には様々な便利な機能が備わっており、中でも目を引くのが特許申請中の写真認証式の盗難カード使用防止システムです。カードをスワイプすると、iPadのスクリーン上にカードの持ち主の画像が表示されるシステムです。

「モバイル向けPOSの使いやすさをそのままに、いかにセキュリティを高めるかに我々は時間を割いてきました」Revel 社CTOのChris Ciabarra氏はそう語ります。「開発チームはあらゆるセキリュティ上の問題を考えた上でカード詐欺の問題に取り組みました。これまでの防犯システムであるチップ内蔵式カード、CVVコード、PCIセキリュティ基準よりも強固なセキュリティを可能にするものがあります。それは利用者の『顔』そのものです」

カード使用時には、Facebookと連動することでアカウントに取り込まれた顔写真が認証に用いられます。これによりカードの持ち主以外がカードを使用することを防ぐことができるのです。

iPad画面をタッチして指紋認証

Appleは2012年7月に、指紋センサー技術の開発を手掛ける米AuthenTecを約3億5600万ドルで買収しました。この技術が提供されれば、ユーザーはスマートセンサーに指を一度滑らせるだけで、全てのシステム機能のロックを解除できます。さらにiPadに指紋スキャン機能を搭載すれば、決済や搭乗券発券といった機能のセキュリティが強化され、そうしたトランザクションの処理を迅速化できるようになります。このようにハードウェアベースでのセキュリティ対策も強化されてきています。

今後期待される生体認証によるセキュリティ・ソリューション

こうした生体情報による生体認証(バイオメトリクス認証)は、システムを欺くことが非常に難しいなどのメリットがありますが、認証システムそのものが高価であったり、原本データの登録に大変な手間を要することから、爆発的な普及にはつながっていないのが現状です。生体認証には指紋認証、音声認識、顔認識、網膜スキャンなどがあり、これまでのところこうしたソリューションはPC市場のニッチ分野で採用されるにとどまっていました。

上記の顔認証や指紋認証以外でも音声認識検索はタブレットで既に人気が出ており、音声認証への機運が高まっています。米Nuance Communicationsは、ユーザーが自分の声を使ってモバイル端末のロックを解除できる音声バイオメトリクス技術「Dragon ID」を発表しました。タブレットの既存の技術をセキュリティにスムーズに応用したケースと言えます。

英調査会社Goode Intelligenceの予想では、世界のモバイル生体認証技術のユーザーは、2011年の400万人から2015年までには3900万人に増え、世界の売上高は同じ期間に1億3100万ドルから1億6100万ドルに増える見通しです。

今後タブレットのビジネス、コマースの場面での利用が増えていくと、ますますセキュリティ性能がフォーカスされていくと予想されます。その際にキーとなるのがこうした生体認証機能である可能性は非常に高いと言えます。

顔認証や音声認証に関して言えば追加のハードウェアは不必要であり、また指紋認証についても今後ハードウェアレベルでの対応が可能になるからです。

サプライ側もユーザー側も生体認証への投資を深めることで、セキュリティ機能を向上したPOSシステムが市場にあふれる日も近いかもしれません。

この記事はTab Timesの記事をOrange Blogが日本向けに編集したものです。

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