POSレジとは?知っておきたい6つのこと【2017最新保存版】

この記事では

  • POSレジとは何か
  • POSレジとレジスターの違い
  • POSレジを使う5つのメリット
  • POSレジの基本的な選び方
  • POSレジはの今後
  • 補助金を活用してPOSレジを導入する

についてざっくりと説明していきます。

POSレジとは?

POSレジのPOSとは「Point Of Sales」という英語の頭文字を取ったもの。

簡単に説明すると、お客様と金銭のやりとりをした時点での販売情報を管理するシステムを搭載したレジです。

Wi-Fiなどのネットワークを通して、レジから販売情報が集められます。
そして、その結果が蓄積・分析されることで、お店の売り上げ改善や戦略変更をすることが可能なのです。

レジ、POSレジの歴史

1878年にアメリカのメーカーで開発され、日本に導入されたのは1897年。当時は入出金を記録する機能が中心だったレジスターは、「register=登録、記録」という意味があり、日本語では「金銭登録機」と翻訳されました。

店舗で商品やサービスの金額を計算、記録し、支払いの不正を防ぐために生まれたレジスターは、船の機関室のエンジンやボイラーなどの計器がデザインの原型となった重厚な機械の時代を経て、やがてパソコンへ、さらにクラウド連携したタブレット型へと進化してきました。

様々な機能を一体型にした多店舗向けのPOSレジシステムも、小売、飲食店、美容、観光など、あらゆる業態で活用され、事業運営をサポートしています。

参考:POSシステムとは?~詳解POSシステムの全方式と最新情報

POSレジとレジスターの違いは?

分かりやすく説明すると、

  • レジスター(キャッシュレジスター) = お客さまと金銭のやりとりをする時に、金額の計算や販売商品の記録を行うための機器
  • POSレジ = お客さまと金銭のやりとりをした時点での販売情報を管理するシステムを搭載したレジ

たとえば、500円の買い物をしたお客さまがいた時に、

  • レジスターでは、レジに500円の買い物
  • POSレジでは、クラウド上(ネット上)に500円の買い物
    • というデータが保存される場所が違うというもの。

      つまり、ものの違いではなく、機能の違いがPOSレジとレジスターの違いなのです。

      POSレジを使う5つのメリット

      じゃあPOSレジを使うメリットは何があるの?

      という方向けに、ここではPOSレジを使う5つのメリットをご紹介します。

      その5つとは、

      1. POSレジを使うメリット1:業務の効率化
      2. POSレジを使うメリット2:データ収集と分析
      3. POSレジを使うメリット3:不正防止
      4. POSレジを使うメリット4:打ち間違いによる販売防止
      5. POSレジを使うメリット5:売り上げを一元管理

      です。

      それでは、以下具体的にご説明しますね。

      POSレジを使うメリット1: 業務の効率化

      まず、これまでレシートで発行された情報を、最後にまとめるという手間が省け、業務の効率化が可能となります。

      たとえば、焼肉屋さんで食べ放題が1日で153件注文されたとして、従来はそれをわざわざ数えていました。
      ですが、このPOSレジを使えば、ネット上に何件注文されたかのデータが記録されるため、最後にその数を確認するだけで済むのです。

      さらにその売り上げ金額も自動でPOSレジが計算してくれるため、圧倒的に業務の効率化が狙えるのです。
      もちろんその全ての作業をアルバイトを雇ってやらせるよりも、コストが安くなるのも明白ですね。

      POSレジを使うメリット2:データ収集と分析

      次に、リアルタイムでのデータ収集と分析が可能というメリットです。

      • オーダーされた商品の種類
      • 代金の種類(お金かクレジットかなど)
      • 品物の在庫があるのか、ないのか

      などのデータが、すぐに確認することができます。

      どの商品がどの時間帯にどれだけ売れているかの人気度も調べることも可能となり、その傾向から販売戦略を練ることもできます。
      そこに年代や性別、来店人数なども組み合わせれば、マーケティングも一度に行えてしまいます。

      また、データとして残るため、過去の同時期の売れ筋などから、商品のラインナップに活かすこともできます。
      アパレルなどの店舗では、人気の商品の在庫管理や取り寄せ注文などにも活用できますね。

      POSレジを使うメリット3: 不正防止

      3つ目は不正防止です。

      レジの締め作業を行った際の点検が簡単で、一度締め切ると同じ日付での伝票が発行されなくなります。
      30件の会計操作があったのに、伝票発行数は31件だった場合、足りない一枚は?と点検できます。

      売り上げ金額も瞬時に計算されているので、レジ金合わせをする際に足りなかったらすぐに分かります。

      POSレジを使うメリット4:打ち間違いによる販売防止

      4つ目は、打ち間違いによる販売防止です。

      POSレジでは、商品の金額をあらかじめ設定できるので、金額の打ち間違いがありません。
      ましてやお会計をクレジットカードのみにしてしまえば、お釣りの間違いをすることもありません。

      それによって、お客さまを待たせる時間も減り、顧客満足度の向上にも繋がります。

      POSレジを使うメリット5: 売り上げを一元管理

      最後は、売り上げの一元管理です。

      たとえば、店舗を複数営業するとなると、売り上げの管理が大変になりますよね。
      でも、POSレジを使えば、他店舗の売り上げ状況をネット上というたった一箇所でリアルタイム確認ができるのです。

      POSレジの基本的な4つの選び方

      ここまで、POSレジについて概要を説明してきました。

      ここからは
      POSレジを実際に導入してみたいんだけど、どう選べばいいの?

      という方に向けて、POSレジの基本的な4つの選び方をお伝えします。
      基本的な選び方を理解して、自分のお店に合わないPOSレジを選ばないようにしましょう。

      1. POSレジの選び方1: 導入の目的を明確にする
      2. POSレジの選び方2: 誰でも使いやすいかどうか
      3. POSレジの選び方3: 規模と拡張性を考慮する
      4. POSレジの選び方4: 運用と保守をどうするか

      それでは、以下具体的に説明していきます。

      POSレジの選び方1: 導入の目的を明確にする

      まず、導入の目的を明確にしましょう。
      というのも、POSレジには様々な機能があり、機能を追加すればするほどコストがかかってきます。

      たとえば

      • 飲食店ならオーダーシステムを
      • 小売事業なら棚卸しや出庫依頼を
      • 確定申告用のソフトとの連携を

      など、使う機能と使わない機能の見定めを導入目的からしっかりと判断できるようにしておきましょう。

      POSレジの選び方2: 誰でも使いやすいかどうか

      次に、誰でも使いやすいかどうかです。

      導入して実際に使うのは、店頭に立つアルバイトスタッフや社員です。
      接客や操作が簡単にできるようにタッチパネル式のものにしたり、クレジット機能も備えついているものを選びましょう。

      POSレジの選び方3: 規模と拡張性を考慮する

      3つ目は、規模と拡張性を考慮することです。

      お店が小規模なのか、大規模なのか。
      地域密着型なのか、全国展開していくのか。

      全国展開していくのであれば、システムや機能が追加できるものだといいですよね。

      POSレジの選び方4: 運用と保守をどうするか

      最後に、運用と保守をどうするかです。

      導入してから、

      • 店舗のどこに置くのか(Wi-Fiなどのネットワーク環境や導線も考慮)
      • 商品入力・新商品の追加は誰が行うのか

      など、初期設定が完了したあとの運用については、業者ではなく自社スタッフが覚えていることが必須です。

      もちろん分からないことがある場合は、すぐにメーカーかレンタル・リース会社に問い合わせましょう。

      POSレジはこれからどうなる?

      1. タブレット型のPOSレジ
      2. カメラで視認するPOSレジ
      3. セルフレジ
      4. ウェアラブルPOS

      などなど、進化を続けているPOSレジ。

      タブレット一つでスタイリッシュなレジカウンターを作ることも可能です。
      スペースをとる、重い、導入コストが高いなどのイメージがあったレジスターが懐かしく感じられますね。

      タブレット式POSレジについて、詳しくは以下をご参照ください。

      (タブレット)POSシステムに乗り換えるべき8つのメリット
      飲食店でのタブレットPOSレジシステムの活用法

      また、パン工房などで使われているのがカメラで視認するPOSレジ
      一つ一つ目視で手打ちしていた過去と違い、今ではパンをカメラでスキャンするだけで種類と料金が判別できるようになっています。

      セルフレジは、レジ待ちの行列や、レジスタッフのコスト削減にもつながっています。

      また、最近ではPOSレジ機能のある端末を体に装着する「ウェアラブルPOS」という端末も導入されてきています。
      ウエアラブルPOS導入で店内どこでも決済可能なお店の誕生

      支払い方法も

      • クレジットカード
      • 交通系ICカード
      • 電子マネー

      などと、多様化しているため、現金を全く所持していなくても決済が可能となっています。

      今後ますます進化していくPOSレジをうまく味方にして、会計をスムーズに行っていきたいですね。

      補助金を活用してPOSレジシステムを導入しよう

      平成31年(2019年)10月まで延期された消費税の軽減税率制度に対して、POSレジシステムの改修が必要になりました。
      これまで利用していた固定税率のPOSレジでは、軽減税率に対応できないためです。

      その改修や買い替えの費用の一部を補助金で補うことができる制度が「軽減税率対策補助金」です。

      申請手続きを代行してくれるメーカーもあります。
      「導入したいが、価格がネック」という悩みをお持ちの方は、ぜひ軽減税率対策補助金の申請をされてはいかがでしょうか。

      また、「IT導入補助金」を使ってPOSレジシステムを導入することもできます。

      フリーソフトでは使える機能に制限があったり、機能拡張ができないというデメリットもあります。
      こうした補助金をうまく活用して、中小企業でもサポートのしっかりした高機能のPOSレジシステムの導入ができる環境になってきました。

      少しでも費用の負担を軽くするための補助金ですので、効率的に利用したいものです。

      POSレジのまとめ

      進化し続けているPOSレジを、うまく使いこなすことができれば、経営にも役立つこと間違いなしです。

      これからは「どのPOSレジを使って、どんな店舗を作りたいか」をより明確に考えることで、より良い店舗作りが可能になります。

      この記事でお伝えした

      • POSレジを使うメリット
      • POSレジの基本的な選び方
      • POSレジのミライ
      • 補助金を活用してPOSレジを導入

      を参考に、ぜひPOSレジの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

      この記事を書いた人
      佐々木ゴウ

      大手Sierや、ECコンサルティング会社での経験を活かし、ファッションや食品などの各種商品ジャンルから、バックオフィス、ITインフラ系まで幅広く執筆が可能。webライティングの講師や、メディアコンサルティング、採用系メディアの編集長なども請け負っている。趣味は盆栽。

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