今注目のセミセルフレジ、使い方から導入法、メリット・デメリットまでを徹底解説

「セミセルフレジ」という言葉を聞いたことはありますか?スーパーなどで、商品のスキャンまでをお店のスタッフが行い、精算はレジ横に設置された精算機で行うのが、セミセルフレジです。

商品のスキャンから精算までを全て利用者が行うセルフレジとは異なり、

  • バーコードの読み取りに慣れているスタッフに、作業を任せることができる
  • 精算のときに焦らなくて済む
  • レジで待つ時間を短くできる

などのメリットがあります。

セミセルフレジを導入することで、従来よりも少ない労力でレジを回せるようになるでしょう。機種によっては、レジ1つに対して精算用の機械が2つ付いているものもあり、レジでの精算をより効率化できるはずです。

東京・丸の内に新店舗をオープンし、セミセルフレジの導入に踏み切った大戸屋HDの窪田健一社長は、

機器の導入によって「標準的な店で現在4人のフロアスタッフを3人にできる」
[引用:http://www.asahi.com/articles/ASK504T71K50ULFA018.html]

と説明しています。

  • ふだんレジが混み合うことが多い
  • レジの精算での待ち時間を減らしたい
  • より少ない人数でレジを回したい

このように考えている店舗のかたは、セミセルフレジの導入を検討することをおすすめします。

それでは、セミセルフレジについて、以下で詳しく述べていきます。

セミセルフレジとは

冒頭でも説明しましたが、セミセルフレジとは

  • 商品のスキャンまでをお店のスタッフが行う
  • 精算はレジ横に設置された精算機で行う

という方式のレジです。

全てを利用者が行うセルフレジを使用するときに起こりがちな

  • バーコードのスキャンに手間がかかる
  • バーコードのない商品を処理するのに時間がかかる
  • 割引商品に対応していない
  • 困ったら結局スタッフを呼ぶことになる

といった問題も、セミセルフレジなら発生を抑えることが可能ですね。

セミセルフレジの使い方

一般的に、セミセルフレジを使うときには、以下のような手順で行います。

  1. セミセルフレジのスタッフに商品(かご)を手渡す
  2. スタッフが商品をスキャンする
  3. 精算機で代金を精算する

では、この方式で精算を行うセミセルフレジを導入することで、一体どんなメリットがあるのでしょうか?

セミセルフレジのメリット

ここまでで、セミセルフレジが

  • バーコードのスキャンに手間がかかる
  • バーコードのない商品を処理するのに時間がかかる
  • 割引商品に対応していない
  • 困ったら結局スタッフを呼ぶことになる

といった問題を抑えることができると説明しました。

ここからは、セミセルフレジの具体的なメリットについて、紹介していきます。

従来、人が全ての処理を行っていたレジと比べると、

  • 会計の時間を短縮できる
  • 利用者はゆっくり精算できる
  • 店員がお金に触れず、衛生的

といったメリットが、セミセルフレジにはあります。

第一のメリットは会計の時間を短縮できることで、同じ時間でたくさんの会計処理ができることです。また、第二に精算で焦ることがなくなり、利用者・スタッフの両方にとってストレスのないレジになることもメリットですね。最後は、従来のレジのように「お金を触った手で生鮮品などの食品を触ることがない」というメリットです。

初期コストがかかるセミセルフレジですが、長期的なメリットを考えれば、導入する価値は十分あると言えそうです。

セミセルフレジのデメリット

ここまでで、セミセルフレジには

  • 会計の時間を短縮できる
  • 利用者はゆっくり精算できる
  • 店員がお金に触れず、衛生的

というメリットがあることを説明しました。

ただし、セミセルフレジにも、以下のようなデメリットがあります。

  • 導入した直後は、説明のスタッフが常駐する必要がある
  • 商品の数が少ないと、その速度はフルセルフレジと変わらない
  • 精算が現金以外だと、対応が難しい

第一に、導入したてのころは利用者が使い方を把握していないので、操作を説明するスタッフが必要です。また、第二にセルフレジと比べて、商品が少ないときの優位性がありません。第三は、現金以外の電子マネー・クレジットカードなどの支払い手段に、対応していない場合が多いことです。

ただ、最近はクレジットカード・電子マネーに対応した、セミセルフレジも登場しています。全てのセミセルフレジが様々な決済方法に対応する日も、そう遠くはないはずです。

これらのメリットとデメリットをしっかり把握したうえで、セミセルフレジの利用を検討して行きましょう。

セミセルフレジの導入店舗は?

では、実際にどのような店舗が、セミセルフレジを導入しているのでしょうか?

首都圏を中心に展開しているスーパーのマルエツは、すでにセミセルフレジを導入が進んでいます。また、イオングループはセミセルフレジの試験導入を終えて、本格導入を決めています。

マルエツ・イオンの他にも、九州で展開している西鉄ストアは、全店舗での導入を決めており、今後もセミセルフレジを導入する店舗は増加する見込みです。

セミセルフレジの3大メーカーを紹介

ここまでで、セミセルフレジの概要、メリット・デメリットや導入店舗をお分かりいただけたかと思います。

この項では、セミセルフレジの3大メーカーを紹介していきます。これから導入を検討しているかたは、要チェックですよ。

東芝テック

決済方法で、

  • 現金
  • クレジットカード
  • 電子マネー

を選択できるのが、東芝テックのセミセルフレジです。
オプションで、クーポンなどのスキャナをつけることもでき、幅広い要望への対応が期待できます。

富士通フロンテック

従来のPOSレジでは、シェア3位を誇る富士通フロンテック。フルセルフレジモデルの生産は終了しており、セミセルフレジへの力の入れ具合が伺えます。

寺岡精工

「量り売り機能」のついたレジが特徴的な寺岡精工では、「スピードセルフ」と称したセミセルフレジを開発・販売。2017年1月時点で、1000店舗以上が導入しているのも安心できますね。

関連記事:【保存版】セルフレジ・セミセルフレジ~メーカー別比較~

セミセルフレジ導入で効率よい会計業務を

セミセルフレジとは

  • 商品のスキャンまでをお店のスタッフが行う
  • 精算はレジ横に設置された精算機で行う

という方式のレジであること。

一般的に、セミセルフレジを使うときには、

  1. セミセルフレジのスタッフに商品(かご)を手渡す
  2. スタッフが商品をスキャンする
  3. 精算機で代金を精算する

という手順で行うこと。

セミセルフレジには

  • 会計の時間を短縮できる
  • 利用者はゆっくり精算できる
  • 店員がお金に触れず、衛生的

というメリットがあり、

  • 導入した直後は、説明のスタッフが常駐する必要がある
  • 商品の数が少ないと、その速度はフルセルフレジと変わらない
  • 精算が現金以外だと、対応が難しい

というデメリットが存在することを説明しました。

これらの内容をしっかり理解し、店舗に導入したときのシュミレーションを行いましょう。試験的に導入してもよいかもしれません。
セミセルフレジを上手く活用して、店舗運営の効率化を目指しましょう!

この記事を書いた人
黒田剛司

大阪市立大学商学部を卒業後、新卒で独立。学生時代に身につけた経営・流通・マーケティングなどの知識を活かし、コマースについて幅広いジャンルで執筆。また、サイト制作やWebメディア運営も請け負っており、IT系の記事作成も可能。無類の動物好き。

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