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知っているようで知らない基幹システムについての基本情報

一口に企業といっても、それぞれの企業で行なっているビジネスは千差万別です。それぞれが違った役割を担っているからこそ社会は成立するとも言えますが、その企業の運営を支えるシステムという点に関して言えば多くの企業が似たようなシステムを用い、同じような悩みに直面していることも少なくありません。

組織で効率よく動いていくためには、合理的なシステムを運用していくことは不可欠になりますが、基幹システムの存在はまさに現代の企業には欠かせない仕組みと言えるでしょう。

同時にERPや情報系システムといったものも企業経営には欠かせないという話もよく耳にします。経営を支えるシステムであるとは言え、これらは何がどのように異なるのでしょうか。

今回はそんな基幹システムやその他のシステムに関する解説や、実際に取り入れるべきシステムは何なのかについてご紹介します。

基幹システムとは

基幹システムとは、その名の通り企業経営に必要不可欠なシステムのことを指しています。業務を行う以上、不必要なシステムなんてないのでは、と思う方もいるかもしれませんが、必要不可欠なシステムというのは、例えば勤怠管理システムが当てはまります。

大人数で業務を遂行する以上、一人一人の勤怠を組織として管理することは合理的な経営には欠かせません。手動ではなくある程度プログラミングによって効率化されたシステムを導入することは、現代においては重要な取り組みであると言えるでしょう。

一方で、基幹システムに含まれるとされる役割全てがその企業によって不可欠であるとも限らない点は覚えておきましょう。例えば入荷した商品を売るBtoC、BtoBを主な業務とする企業は、生産というプロセスを必要としていません。

生産管理システムと呼ばれるものも基幹システムとして取り上げられますが、少なくとも生産を担わない企業にとっては、当たり前ですが基幹の役割を果たさないのです。

基幹システムとは、その企業にとっての生命線であり、システムが停止すれば通常の企業活動が成り立たなくなってしまうものを指すのです。

情報系システムとの違い

基幹システムと並んで紹介されるシステムの一つに、情報システム・情報系システムと呼ばれるものもあります。これは業務の際に用いるシステムであるところは基幹システムと同様なのですが、一番の違いはたとえそのシステムが停止しても、代替が可能であったり大きな支障をきたさないという点にあります。

情報系システムの例としては、例えばビジネスチャットのような社内SNSや、スケジュール管理ツールのようなものが挙げられます。これらは確かにあると便利ですが必ずしも必要ではなく、あると便利なシステムとして機能していると言えるでしょう。
経営管理や標準化された業務に影響は及ぼさないため、必要性は基幹システムに比べて低いかもしれませんが、それでもあるとないとでは業務の効率が大きく変わってくるのが情報系システムの特徴です。

ちなみに業務システムという単語を耳にしたことがある人もいるかもしれませんが、こちらは業務に必要なシステム全てを指していたり、基幹システム以外の業務に必要なシステムを業務システムと呼ぶ時もあります。

いくつかの意味を帯びる言葉であるため、大まかに業務に関わるシステムを表したいときに使用するのが妥当であると考えられます。

ERPとは

そしてもう一つわすれてはならないのが、ERPの存在です。ERPは「Enterprise Resources Planning」、和訳だと統合基幹業務システムということばが当てはまります。

ERPはその名の通り、基幹システムと業務システムを統合した経営に欠かせないソリューションを提供することが目的のシステムです。

基幹システムの導入メリットには、各部門でシステムを統合することで業務の効率化を図るというメリットがありましたが、ERPはシステム全てを統合することで合理的な企業経営を促進する役割を果たすシステムなのです。

ERPの導入で変わること

ERP導入のメリット

ERPを導入することで生まれる変化といえば、やはりシステムの一元化、ひいては情報の一元管理が可能になるという点でしょう。

企業を運営していく中で、部門ごとの情報を逐一管理したり、異なるシステムの元でそれらのデータを統合するというのは骨の折れる業務です。そして経営者が自ら業務に関する情報を確認・管理したいというときに、わざわざ情報を統合するためにいちいち人員を割いていては、やはり合理的な企業経営は難しいものになってしまいます。

そこでERPを活用することで、リアルタイムの情報管理を行うことができるようになり、経営判断や戦略立案をより効果的に迅速に行っていくことができるのです。

ERPに含まれる役割

ERPは業務に関わるほとんどのシステムを一元的に管理することができます。
例えば販売管理や人事管理、配送管理システムといった基幹システムに含まれるものや、顧客管理や営業管理といった業務システムに含まれるもの、そしてデータ分析ツールやECシステム、マーケティングツールといったものまで、全てを統合的に活用していくことが可能になります。

もちろんどのようなシステムを導入するかというのは企業によって異なりますし、提供しているサービスもプロバイダーによって異なります。どの職域のシステムを統合し、何を独立して使いたいかなど、ERPが統合するためのシステムとはいえ、融通のきくものであることもポイントです。

クラウドERPの登場

そして今最も注目されているERPとして、クラウド型のERPがあります。ERPの導入は確かに合理的であるとはいえますが、問題は導入までのコストです。

一度導入してしまえばこれほど便利なものはないのですが、システムを一から構築するための費用であったり、システムを現場に採用するための手間暇などを考えると、ERPや新しいシステムの導入を見送ってしまうことも不思議ではなかったのです。

基幹システムの老朽化

そしてわざわざ新しいシステムを導入しなくとも、これまでもうまく運営できてきたから問題ないという企業でも、システムの老朽化に耐えられなくなりつつあるケースは存在します。

企業におけるIT特化の人材が不足し、日常的に使用している機器との互換性が喪失、さらには他のシステムとの互換性も失われてしまうことで、基幹システムが業務の支障になってしまっているという事態にも陥りつつあります。

そこで導入を検討したいのがクラウド型のERPシステムです。クラウドであれば一からシステムを構築することなく、必要に応じてサービスを使い分け、ライセンス料を支払うだけで好きなように最新のシステムを活用できる点は、まさにそのようなシステムの悩みと向き合う企業にうってつけの存在と言えるでしょう。

ポピュラーなクラウドERPシステムまとめ

最後によく利用されているクラウドERPを紹介しておきます。ERPを新規に導入したいと考えている方は、参考にしてみてください。

ZAC

ZACは大手での導入実績も複数回あるポピュラーなシステムを提供しています。業種も多岐にわたり、あらゆる業務に対して柔軟に対応できる汎用性が魅力です。

公式サイト:https://www.oro.com/zac/

freee

個人向け確定申告ソフトで話題となったfreeeですが、クラウドERPも提供しています。主にベンチャー企業への導入が盛んで、中小企業に合うシステムを提供してくれることでしょう。

公式サイト:https://www.freee.co.jp/cloud-erp/

NetSuite

こちらもクラウドERPとしてはポピュラーなサービスです。あらゆる規模・業種に対応し、導入事例も豊富なNetSuiteは、公式サイトで詳細を確認することができます。

公式サイト:http://www.netsuite.co.jp/products/erp.shtml

終わりに

最新の基幹システムやERPを導入することはもはや当たり前になってきていますが、だからと言って何もリサーチを行わずに導入というのは無謀なところもあります。

まずは資料などを取り寄せ、実際に導入する際のイメージを膨らませておくことで対応して行けるのが望ましいでしょう。

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