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Amazon GO、Habitat、Sam’s Club Now。世界で広がる多様な「レジレス店舗」

レジレス店舗「Amazon GO」の1号店が2018年1月22日にオープンしました。

2017年の一般公開時は従業員だけが利用できるテスト店舗でした。現在では、一般の買い物客でも利用できる店舗が続々とオープンしており、シアトルに3店舗、シカゴ、サンフランシスコでも展開し、今後は空港などにも進出を予定していると報道されています。

Amazon GO以外にも、シンガポールのHabitat、アメリカのSam’s Club Nowなど、世界で続々と登場しているAmazon GOのようなレジレスの店舗について、違いや店舗の利用方法についてまとめました。

レジレス店舗「Amazon GO」って何?

レジレス店舗「Amazon GO」というのは、簡単に説明すると「レジに店員がいない無人のコンビニ」です。

スマホを持って店舗に入れば、簡単に商品の決済が可能となっていて、スムーズに買い物を済ますことができます。Amazon GOはオープン前から話題になっていましたが、オープン後も多くの人で賑わっています。

Amazon GOの利用方法について

では実際に、Amazon GOをどのようにして利用するのか紹介していきます。

まずAmazon GOの店舗に入ると、入口にコードを読み取る機会がずらりと並んでいます。お店に入るにはまず専用アプリをダウンロードし、入口にある機器にスマホをかざしQRコードを読み取らなければいけません。

QRコードを読み取り入店したら、店内に置いてあるショッピングバッグに、好きな商品を入れていきます。

手に取った商品はスマホ上に全て表示されるようになっていて、会計内容が間違っていたら削除することも可能です。

会計は驚くことに、ゲートを通るだけで完了。レジに並んで会計をする必要がなくとてもスムーズです。

Amazon GOの技術について

Amazon GOは店舗内に複数のカメラとマイクが設置されていて、それと棚のセンサーが組み合わさり「Just Walk Out」という技術を可能にしています。

「Just Walk Out」というのは、ディープラーニング・アルゴリズムで人の動きをトラッキングし、一度手に取った商品をキャンセルして棚に戻したりするという細かい動作なども正確に判断することができます。

Amazon GOのメリットについて

Amazon GOのメリットは

  • レジで会計を待つ必要がない
  • 決済がスムーズである
  • レジに並んでイライラすることがない
  • 人件費が削減できる

ということです。当然日本でもAmazon GOは注目されていて、実際にファミリーマートでは、2017年6月に「ファミマミライ」というAmazon GOに似た技術を発表しています。

シンガポールのレジレス店舗「Habitat」。Amazon Goとの違いをチェック

Amazonがレジレス店舗である「Amazon Go」を発表してからというもの「キャッシュレス+無人サービス」の組み合わせが拡大しています。

例えば日本では、長崎県のハウステンボスで「画像認証と顔認証」を使った無人コンビニがオープン。

このようにスタッフを雇わずロボットを使ったセルフ会計というのは、アメリカ・中国・日本を初めとして、世界中で増えてきています。

その中でも話題になっているのがシンガポールで始まった「Habitat」です。Habitatは買い物代行サービスを世界中で展開しているシンガポールのスタートアップHonestbeeが提供する新しいサービスです。

世界で初めてと謳っているAutoCheckout(自動チェックアウト)とRoboCollect(ロボ収集)という機能が特徴です。

参考:https://mainichi.jp/articles/20181027/gnw/00m/040/001000c

Habitatっていったい何?

Habitatというのは、まず入口で専用アプリを使い、自分が使うカートに保証金を入金します。その後は商品をカートにいれ、欲しい商品を全て入れたら、カートごとロボ収集コーナーに引き渡します。

5分程度まってピックアップコーナーに行くと、自動のボックスマシーンにより購入した商品が入った買い物袋が渡されるのです。

支払いはアプリ経由でできるので、レジで会計をする必要はなくそのまま帰ることができます。

HabitatとAmazon Goの違いは?

HabitatとAmazon Goは「アプリを使ったキャッシュレス決済」については共通していますが、方向性や技術には違いがあります。

Amazon Goでは、手に取った商品の情報が全てスマホ上に表示され、欲しい商品を全て取り終えたら、あとはゲートを通るだけで買い物が完了します。

しかしHabitatでは、商品が入ったカートはベルトコンベヤでスタッフがいる別室へと運ばれていきます。そこで通常のスーパーと同じく、人間の手で商品のスキャンや袋詰めが行われているのです。

このようにAmazon Goは品出し作業以以外はほぼ機械がやってくれますが、Habitatではスタッフによる作業も行われているという違いがあります。

また、Amazon Goの店内はシンプルなつくりになっていますが、Habitatは店舗にも高級感があり、インテリア・レストラン・ラウンジ機能も装備しているという違いもあります。

Walmartの新技術テスト店舗「Sam’s Club Now」オープン

Walmartが経営している、会員制大型ディスカウントストアのSam’s Clubが、最新の小売テクノロジーのテスト店舗「Sam’s Club Now」を、ダラスにオープンする予定です。

具体的なテスト内容は

  • モバイルチェックアウト
  • 在庫管理を行うAmazon Go式のカメラシステム
  • 電子的な棚ラベル
  • 店内案内テクノロジー
  • 拡張現実
  • 人工知能を活用したショッピング

などの新しいコンセプトとなっています。

「Sam’s Club Now」では他のSam’s Clubの店舗と同じく、買い物をするためにはSam’s Club Nowの会員にならなければいけません。

Sam’s Clubと大きく異なっていることは、レジスタッフの代りとして「メンバーホスト」が配置されていることです。

Sam’s Club Nowでは、商品をレジでスキャンする代わりに、専用アプリの「Sam’s Club Nowモバイルアプリ」を利用して買い物を行います。

買い物をするときにはアプリを立ち上げ、買いたい商品のバーコードをスマホでスキャンします。

お店を出る時には、店員にアプリのコードをスキャンしてもらえば買い物完了です。決済はアプリ内で行われるので、レジで清算せずそのまま変えることができます。

またアプリには、店内を案内誘導するシステムや拡張現実機能、AI支援ショッピングリストなどの便利な機能も搭載されています。

参考:https://jp.techcrunch.com/2018/10/30/2018-10-28-walmarts-test-store-for-new-technology-sams-club-now-opens-next-week-in-dallas/

Sam’s Club NowとAmazon GOの違いについて

Sam’s Club NowとAmazon GOは「レジに並んで会計する必要がない」ということは共通しています。

しかしSam’s Club NowではAmazon GOとは違って、専用アプリの「Sam’s Club Nowモバイルアプリ」にて商品についての情報提示もしてくれます。

さらにアプリでは音声での商品検索にも対応していて、例えば「牛乳はどこ?」と聞くことでアプリに店内マップが表示され、牛乳が置いてある棚への最適なルートを教えてくれます。
Sam’s Club Nowではすぐに食べれる加工食品の他に、果物や肉・魚などの生鮮食品も扱う予定であり、さらに買い物が便利になりそうです。

まとめ

このように、世界的にも様々な方法で開発が進むレジレス店舗。決して省人化するためでなく、あくまでも顧客が買い物を楽しめるような利便性を追求しているところがAmazon GOをはじめとしたレジレス店舗の方向性となっています。

日本でもJR赤羽駅で無人決済店舗の実証実験が行われるなど、小売業以外でも取り組みが活発化してきました。

Amazon GO型店舗が様々な企業で採用されて増えるのか、それとも新しい方式のレジレス店舗が台頭してくるのか、今後とも注目したいリテールテクノロジーです。

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