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TeamViewerの使い方や安全性を解説

【目次】

TeamViewerとは

「TeamViewer」は、独TeamViewer GmbH社が提供するWindows/Mac OS X/Linuxに対応するマルチプラットフォーム対応のリモートデスクトップソフトです。モバイル端末を利用したスクリーンシェアリングとリモートコントロールにも対応しており、オンラインサポートやオンラインミーティング、プレゼンテーションなどにも活用することができます。
また、個人の非商用であれば無償で利用できるのも大きな特長です。

豊富な機能を持つ、リモートデスクトップソフトTeamViewerとはいったいどのようなものなのでしょうか。また、その安全性について問題はないのでしょうか。
2017年11月にリリースされ、現在最も使用されているTeamViewer 13をベースに解説していきましょう。

出典:https://www.teamviewer.com/ja/

TeamViewerの特徴

TeamViewerは、操作する側と操作される側で起動されたTemaViewerが互いに通信することでコントロールされる仕組みとなっています。
操作される側のTeamViewer IDとパスワードを操作する側に通知することによって双方の関係が築かれます。
それでは、TeamViewerにはどのような特徴があるかを説明していきます。

全世界で18億台以上の接続端末数

全世界で18億台以上の端末が接続され、1時間に30,000件以上が新たにダウンロードされています。200ヵ国、30以上の言語で利用されており、Fortune 500の90%の企業に利用されている実績があります。

マルチプラットフォーム対応

TeamViewerはマルチプラットフォームに対応し、多くのオペレーティングシステムで機能します。
Windows、Winows Server、macOS、iOS、Android、Chrome OS などの最新のものからWindows XPやOS X 10.8などの古いオペレーティングシステムに至るまでの幅広いオペレーティングシステム上で稼働するよう設計されています。PCからPC、モバイル端末からPCだけなく、PCからモバイル端末、モバイル端末からモバイル端末まで複数のプラットフォームにわたって接続することができます。

接続先の端末数はライセンス不要で無制限

操作される側のライセンスは不要で、いずれのライセンスでも接続先の端末数は無制限になります。
操作される側のプログラムは、インストール形式プログラムだけでなく、インストール不要、管理者権限不要の『TeamViewer QuickSupport』があります。接続される側にプログラムをダウンロード/実行し、TeamViewer IDとパスワードを教えてもらうだけで、すぐにリモートサポートが可能となります。

暗号化、二段階認証による安心のセキュリティ

TeamViewerでは、「暗号化」「二段階認証」などのセキュリティ機能を備えています。
詳しい内容は後で説明します。

サポート付きのライセンス

ライセンス料金に製品サポートも含まれているので、追加費用が発生することはありません。製品サポートについては、電話、メールにて問合せすることができます。

TeamViewerの個人利用と商用利用

TeamViewerには個人利用と商用利用があります。
個人の非商用であれば無償で利用でき、それ以外の用途に利用する場合は有償ライセンスの購入が必要となります。個人で使用する場合は、インストール時のセットアップ画面で「個人/商用以外」を選択します。
商用利用の各ライセンスの料金は以下のとおりです。

  • Business 60,000円/年
  • Premium 108,000円/年
  • Corporate 228,000円/年

最近「個人利用しか行っていないのに商用の疑いを掛けられ接続がタイムアウトし、サービスを停止された」という問題が多く発生しているようです。
公式ホームページを見ると、
「ライセンス条件に違反していないのに、誤ってTeamViewerによって商業使用が検出され、接続が制限される可能性もあります。その場合は、当社が調査を行ったうえで、お客様のソフトウェアの商用利用のブロックを解除します。」
との記載がありました。

そして、手順については、
「TeamViewerの商用利用が疑われた場合のフォームでログファイルを添付の上、当社までご連絡ください。」
と案内されています。実際にログを送付することで解決されたという事例が多くあるようです。

引用:https://www.teamviewer.com/ja/pricing/commercial-use/

TeamViewerの活用事例

次に、TeamViewerの機能について活用事例を交えて紹介します。

遠隔操作(リモートコントロール)

遠隔操作は、相手の画面を自分のPCに表示させることにより、相手側のPC、モバイル端末を操作するものです。
活用事例としては、以下のようなものがあります。

PC、ソフトウェア、サービスのテクニカルサポート

 お客様に対して、画面を見ながら問題解決、操作の案内が行えます。

サーバーやシステムの保守、メンテナンス

 遠隔地の無人サーバーのメンテナンスを手元のPC、モバイル端末から行えます。(24時間、365日アクセス可能)

社内ヘルプデスク

 社内PC、サーバーのメンテナンス、トラブル対応を自席から行えます。

在宅ワーク

 自宅のPCから会社のPCにアクセスし、会社にいるときと同じように自宅で仕事ができます。

外出先から社内のPCにアクセス

 ノートPCやモバイル端末から社内にあるPCにアクセスできます。

これらの遠隔操作を容易に行うためにTeamViewerには以下のモジュールが準備されています。

  • TeamViewer Host(遠隔操作を受ける無人専用)
  • TeamViewer Portable(外出先から遠隔操作用:インストール不要)
  • TeamViewer QuickSupport(遠隔操作を受ける専用)

オンライン会議

オンライン会議は、インターネットを通じて会議に参加するというものです。
参加者の画面には開催者と同じ画面が表示されます。オンライン会議の機能により、会議だけではなく、社外や遠隔地のお客様向けに画面を見せながら製品のデモ、プレゼン、トレーニングなどを容易に行うことが可能になります。

また、参加者はTeamViewerがインストールされていなくても、開催者から提供された簡易TeamViewer(TeamViewer QuickJoin)を起動することでオンライン会議に参加することができます。
TeamViewer QuickJoinは、単一の実行ファイル形式のアプリケーションであり、ソフトウェアのインストールやWindows/MacOSの監理権限を必要とせずに実行できます。

TeamViewerの安全性

TeamViewerは遠隔操作によって相手のPC・モバイル端末にアクセスすることができる非常に便利なソフトウェアです。しかし、遠隔操作が便利であることがわかっていても、その性質上、安全性に対して不安を持つ方が多いのも事実です。

ここでは、TeamViewerが持つ安全性について紹介します。

セキュリティの強化を実施

TeamViewerは、過去(2016年)に発生した不正ログインに対して、セキュリティの脆弱性を疑われたことがありました。実際には別の要因だったのですが、TeamViewerはセキュリティ強化として、初めてTeamViewerアカウントにログインする端末については、別途メールで承認を行う二段階認証を導入しました。また、さらに年々アップデートを繰り返し、安全性を強化しています。

現在、TeamViewerでは以下のような最新のテクノロジーを擁してセキュリティの安全性を確保しています。

  • セッション及び接続タイプ、ポートの自動決定と暗号化
  • 256ビットのAES暗号化
  • セッション毎のTeamViewer IDチェック
  • 総当たり攻撃(ブルートフォース)からの保護
  • TeamViewerのアプリケーションセキュリティ機能
  • セッションパスワード(ワンタイムパスワード)による保護
  • 二段階認証

このように、TeamViewerには安全性を確保するためのセキュリティ機能を備えていますが、インターネット経由でリモート接続を行うということにおいて、インターネット上のリスクを正しく理解して設定や使い方に注意を払って利用することが重要となります。

  • TeamViewerの常時起動はやめる(必要時のみ起動)
  • 二段階認証を有効にする
  • ホワイトリストを使用して接続できるユーザーを限定する
  • パスワードの桁数を増やす(TeamViewerの設定で変更可)

まとめ

以上、TeamViewerの使い方や安全性について紹介してきました。

2018年10月には最新版であるTeamViewer 14が発表されました。TeamViewer 14は、画期的なAR機能、パフォーマンスの改善、セキュリティの強化、生産性の向上など機能が強化されています。
この中でもAR機能(Augmented Reality:拡張現実)として「TeamViewer Pilot」が新たに「TeamViewer」ファミリーのラインナップに加わりました。
このサービスを使えば、生産機器やインフラ設備のようなIoT機器の遠隔メンテナンスなど複雑な対応を要するサポートの局面でも、ユーザーはデバイスのカメラ機能とARによる3次元マーカーの引用によってインタラクティブに遠隔指示を行うことができます。

リモートデスクトップソフトには、AnyDeskやChromeなど様々なものがありますが、機能面、安全面でも進化を続けるTeamViewerの活用も検討してみてはいかがでしょうか。

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